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280万年前…超新星爆発で、地球の気候が変わった証拠か?
【誰が言った?】いまのところ不明
【それは何?】 ▲ドイツとオーストリアの共同チームが、280万年前の地層に「鉄60」という 放射性同位元素が多量に含まれていることを突き止めた ▲大平洋東部(北緯9度、西経146度)の水深4,830mの海底から、ドイツ調査船が 1976年に採取したマンガン鉄の堆積層を調べた結果だ ▲「鉄60」は、地上では作られず、宇宙空間で超新星が爆発した時に大量にできる ▲この超新星爆発が、気候変動(北半球で氷河期、アフリカで寒冷・乾燥化)の 引き金になり、人類進化に影響を与えた可能性がある。これが結びの推論。 【ひとこと】 鉄60の量から、爆発は数10パーセク(1パーセクは3.26光年)離れた宇宙で起きたとの推定だが、どれほど遠いのだか分らん。 放出された粒子は数10万年!にもわたって地球に押し寄せて宇宙線を15%も増やし、大気低層に雲を増やした。そこで地球が冷えたのではないかという説だ。◆280万年前というと、二足歩行の猿人の脳ミソの容量が増え、草食から肉食へ変わった頃ですね。原人(ヒト属)は250万年前に現れた。この辺の学問は宇宙化学というらしい。ちなみに、今年は超新星発見400周年です。ケプラーが1604年の10月に出現した星を1年以上にわたって観察し "De Stella Nova" という本にまとめた。1940年代に科学者がケプラーのSupernovaと名付けたんだそうだ。それ以来、超新星は現れていないけれど、NASAが13,000光年の距離にあるこの超新星の画像を撮ってます(↓) 【メディア&ネット記事】 ★NASAが撮った超新星画像 超新星って何? ★ベガ(織姫星)で25光年、100光年はカシオペア座のシェダンほか⇒宙図作成室 【記事源】共同通信・中日新聞
by tad_yoshida
| 2004-10-27 13:10
| 地球
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